毎日出発するフライトの数の話

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世界では毎日、いったいどれくらいの数のフライトが飛んでいるんだろうか?空港のターミナルのフライトボードや発着する航空機を眺めながら、そんなことを考えたことはないだろうか?ワタシはあります。

さっそく調べてみると、国際機関の世界銀行(The World Bank)が国際民間航空機関(ICAO)のデータを基に、世界の航空便の年間出発便数を国と地域別に集計・公開していました。そこでの「出発便」の定義は「その国で登録された航空会社の国内線と国際線の出発回数」とのこと。最新の2014年の集計では、全世界の年間出発便数合計が3199万3334便となっているので、単純計算すると1日あたり8万7653便となります。なるほど、地球上では毎日、それだけ多くのフライトが離陸しているんですね。主な地域で最も多いのが北米で年間1084万3634便。世界の出発便の約3分の1がアメリカとカナダに集中していることになります。EUは546万5908便、中国は335万6756便となっています。ちなみに日本は92万7667便でドイツやブラジルと同規模です。

集計には1970年代からのデータが揃っているので、その変化もみてみました。40年前の1974年の出発便数に対する2014年のそれは全世界で約346%、北米で約216%、EUで296%、日本で約289%となっています。増加が顕著なのは中東の約649%、東アジア・太平洋(←ASEANが含まれると思われます)の約985%、そして中国の約1万5834 %(!)など。この先の世界の空や空港のトレンドを考える時のヒントや裏付けになりそうですね。

集計データに含まれない国やフライトの運航もあるようですし、併合・独立・紛争などでデータ上の「国」の定義や環境も変わりますので、上記の数字はあくまでご参考に。詳しいデータにご興味ある方は世界銀行のウェブサイトで。 http://data.worldbank.org/indicator/IS.AIR.DPRT/countries (written and photographed by Keizo Yamamoto)