IFE (または IFEC)について

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大型個人モニターに、さまざまなジャンルの数え切れないコンテンツ、さらにはUSBポートからの情報端末の充電も当たり前に・・・(レガシーキャリアの場合ですけど)。

今や空の旅には機内エンターテインメント環境は欠かせない、と感じている方も多いと思います。そのシステムは In-Flight Entertainment を略して ”IFE” と呼ばれますが、昨今はネット接続も提供されるので、コミュニケーション(or コネクティビティ)の C を加えた ”IFEC” と表記されることもあります。

IFEC は運航管理機能を中心にした航空機の電子システム全体を意味する「アビオニクス = avionics」の1つの体系なので、アビオニクスの総合的な技術革新に連動して、その機能や品質がどんどん進化しています。それはIT技術の革新に伴ってスマホやPCが新機種ごとにどんどん高性能になるのと似ているかもしれません。確かに IFEC は私たち旅客がその変化を最も実感できる機内設備の一つですね。この先のさらなる新機能にも期待しつつ(近距離無線通信 NFC の本格運用も間近らしいです)、いったいどこまで進化するんだろうか、メンテやコンテンツ手配を担当するエアラインの人は大変そうだなー、と思ったりもしますが。

ちなにみにこのアビオニクス業界、日本の電機メーカー系の米企業 Panasonic Avionics が主に民間航空機で圧倒的なシェアを持っているそう。世界中の安全で快適な空の旅の実現に日本にルーツのある技術が貢献しているのは、(日本企業の凋落が伝えられる昨今)ちょっと嬉しいかもしれない。 (written and photographed by Keizo Yamamoto)